「あなたが投資を始めたきっかけは何でしたか?」
もしかしたら、将来のお金への不安や、誰かの成功体験を聞いたことがきっかけかもしれません。
私自身もそうでした。昔は「投資=怖いもの」と思い込み、貯蓄こそ正しいと思っていました。
けれど、実際に少額から投資を始めてみると、数字が動くたびに感じる“自分ごと感”が、何よりの学びになったんです。
金融教育って、知識を教えることよりも「体験を通して気づくこと」。
どんなに親が頑張って教えても、子ども本人が“自分のこと”として興味を持たなければ意味がありません。
だから私は、“教えすぎない金融教育”を意識しています。
正解を押し付けるのではなく、「自分で感じて考える」きっかけをつくること。
その小さな気づきこそが、将来の大きな安心につながると思うのです。
💡この記事を読むメリット
🌸 「うちの子にも、こういうきっかけを作れそう」と感じられる
🌸 親が“教えすぎない”金融教育のコツがわかる
🌸 実際に使える「1000円で始める投資の第一歩」がイメージできる
🌸 家族で“お金の話をオープンにできる関係づくり”のヒントになる
👨👩👧この記事をおすすめしたい人
✅「子どもには早いうちからお金の感覚を身につけさせたい」
✅「でも“投資”ってまだ早いのでは?と迷っている」
✅「家庭でできる金融教育の実例が知りたい」
✅「両学長の『お金の大冒険』が気になっている」
そんなパパ・ママに、
“肩の力を抜いたリアルな体験談”としてお届けします。
きっかけは両学長のマンガ
ある日、両学長の『お金の大冒険』を買ってみたんです。
カバーのイラストが可愛くて、内容もとっても分かりやすい。
リビングでコーヒーを飲みながらニコニコ読んでいたら、
案の定、子どもが寄ってきました。
「ママ、それなに?」
「お金の冒険のマンガだよ。めっちゃおもしろいよ」
数日後、気づいたら子どもがその本を読んでいるではありませんか。
静かにソファに座って、真剣な表情でページをめくる姿を見て、
私は心の中で小さくガッツポーズ。
「株やってみたい!」のひと言に、母、内心大歓喜
ある日の夕食後、突然、
「ねぇ、株ってやってみたい!」と息子。
……え? いま、なんて言った?
私の心の中ではクラッカーが鳴りました。🎉
でも顔は平然と装って、
「へぇ、いいね。やってみる?」とだけ返す。
(心の中では“キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!”状態です)
子どもの「やってみたい」は、貴重なチャンス。
逃す手はありません。
未成年口座を開設!そして初めての1000円投資
さっそく証券会社で未成年口座を開設。

ログインなどの認証は私が管理しつつ、
お古のiPhoneを「投資確認専用」として渡しました。
お小遣いから1000円を本人の意思で証券会社に入金。
「手数料が安くないとね〜」なんていう言葉を微笑ましく思いながら一緒に画面を見ながら選んだのは、
オールカントリーとSCHD(米国高配当ETF)。
「これは、世界が成長したら増えるって事?」
「大損したらどうしよう!」
そのやりとりを聞きながら、
私はまた心の中で拍手していました。👏
“投資”を通じて伝えたかったこと
私が子どもに教えたかったのは、
「お金を増やす方法」でも「企業の研究」でもありません。
伝えたかったのは、“自分ごととしてお金を考える感覚”です。
少額でも、自分のお小遣いから投資してみると、
数字の上下が“他人事”じゃなくなる。
評価額が上がったり下がったりするたびに、
ドキドキしたり、少し落ち込んだり──
その実体験こそが、何よりの学びです。
そして気づくんです。
短期で相場を読むなんて、現実的にはほとんど不可能。
だからこそ、**「余裕資金の範囲で、時間を味方につけて持ち続ける」**ことが大切だと。
これが、私の考える“本当の金融教育”。
その後の様子
今ではアプリを開いて「今日はどうかな?」と自分から確認。

少しでも上がっていると、「15円儲かった!」とガッツポーズしています。
うん、もう立派な投資家。
(いや、暴落を経験するまでは心配だけど…笑)
でもそんな姿を見るたびに思うんです。
“お金の教育”って、結局は「自分の頭で考えられるようにすること」なんだなって。
おわりに
この記事では、わが家の実例を中心にお話ししました。
実際には、子どもと一緒に投資信託を選ぶときの考え方や、
大きく失敗しないためのポイントなどを、
Wordで「投資のはじめかた」としてまとめました。
もし「うちでもやってみたい」「何をどう話したらいいか知りたい」
と思われた方は、ぜひコメントください。
子どもの“最初の1000円”が、
一生ものの学びになりますように。🌱
