洗濯機を買い替えるにあたり、我が家の洗濯機に与えられたスペースは55cm。
通常は本体幅にホースなどの付属品も考慮し、本体幅52cmでも寸法は56cmと4~5cm加算された寸法となっていることがほとんどです。
ホースは横づけせずどうにかするとして、55cmのスペースに収まる洗濯機を探しました。
ドラム式洗濯機や洗濯容量10kgを超えるような大型洗濯機がメジャーとなりつつある昨今で、ある程度の洗濯容量を維持しつつコンパクトな洗濯機を探すのはなかなか大変です。
今回は本体幅55cm未満のコンパクトサイズ、かつ家庭でも使いやすいそれなりの洗濯容量(7kg以上)の縦型洗濯機について徹底的に比較検討したので、その内容をご紹介します。
ただ、ドラム式洗濯機はいくらコンパクトといっても60cmが最低ライン(2023年3月現在、筆者調べ)なので今回は調査から除外しています。
ちなみに縦型洗濯機一択と結論付けた私の熱い思いはこちら。
【こんな人は縦型!】洗濯機を選ぶときのポイント | 生活のあしあと (mainichi-ippo.com)
徹底比較!55センチ未満、洗濯容量7kgでメーカー比較
我が家で縦型洗濯機を導入するにあたり、比較の際の絶対条件①本体幅55センチ未満、②洗濯容量7kgを固定し候補となった各メーカーでスペックの比較をしました。
筆者が徹底的にリサーチした結果、下記のようになりました。
ちなみに、今回各社の機能(ウルトラファインバブル洗浄、ナイアガラビート洗浄等…)についてはそれぞれに数値的な比較ができないため割愛しました。
最小サイズなら東芝 ZABOON AW-7DHシリーズ なんと51.5cm!
東芝 ZABOON AW-7DHシリーズは本体幅51.5cmで最もコンパクト。
本体幅を重視するなら東芝AW-7DH1一択ですが、標準使用水量が多いのと自動おそうじ機能がついていないのがデメリット。
ただ、デザインはガラストップでおしゃれ。一番筆者好みです。
最近の型AW-7DH3も幅51.5cmは健在です。
シャープ ES-GE7シリーズ はインバーター非搭載
インバーター機能が搭載されていないシャープES-GE7シリーズは消費電力量が大きく、早々にドロップアウト。
後継機ES-GE7Hも同様ですね。
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パナソニック NA-FA7シリーズ は槽が手前で取り出しやすい
残りの3メーカー(パナソニック、日立、アクア)間のスペックはほぼ横並びです。
パナソニックNA-FA7シリーズは唯一操作パネルが奥にあることで槽が手前になり、洗濯物が取り出しやすいように設計されています。
使いやすさも選ぶ上では重要なポイントですね。
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インバーター非搭載の廉価版も出てます。こちらは層は手前ではない仕様
日立 BW-V70シリーズはバランス良し
日立 BW-V70シリーズは使用水量、電力量ともにバランスの良い商品です。
日立のビートウォッシュBW-V70Jも自動おそうじ機能、ナイアガラビート洗浄などコンパクトなのに高性能ですね。
日立かアクア、これら二つは標準使用水量や消費電力量がエコの観点からは管理人の中では最高水準の機種でした。
毎日使うものなのでエコ(=節水・節電)であればあるほど、家計にも環境にも良い影響を与え続けてくれます。
あとはデザイン、価格、メーカーの好み。
よし、アクア AQW-V7シリーズ を買おう!
我が家は日立とアクアで迷った挙句、アクアAQW-V7M(購入当時)を選びました。
理由はアクアは海外メーカーではあるものの、サンヨー時代の技術を維持し国内メーカーと同様のクオリティーを得られる一方で、海外メーカーならではの低価格に設定されているからです。
当初予算7-8万円で設定してましたが、なんと!設置費込みでそこから数万円安く購入することができました。
中が見えるデザインも、管理人好みです。
AQW-V7もコスパの良さは健在です。本体幅52cmで予定の場所にも問題なく設置可能。
購入後のレポはこちら。
【結局アクア一択だった】縦型洗濯機AQW-V7Mを全力解説 | 生活のあしあと (mainichi-ippo.com)
余談:大きめが許容できるなら…安くて大容量8.5kg! ハイアール JW-KD85シリーズ
比較表には載せなかったですが、ハイアールJW-KD85シリーズは8.5kgと大容量でおすすめです。
本体幅55cmと我が家の設置にはあまりにギリギリのため対象から外しました。
デザイン性が高くガラストップがシンプルでおしゃれ&清潔感ありますね。
おしゃれで、8.5kgの大容量、洗剤自動投入機能付きで、しかも安い…!!
ここだけの話、サイズさえ許せば確実にこちらにしていました。
ハイアールは海外製品ということもあって、ほかの洗濯機メーカーと比べ(アクアよりもさらに)非常に安価で手に入れることができます。
リーズナブルな洗濯機を買うということ
洗濯機は高い買い物です。5万円前後で手に入るのは非常に魅力的です。
引っ越しや出産など家庭のスタイルに合わせて状況に応じサイズの買い替えが必要になることもあるでしょうし、10年間で10万円の洗濯機を使うより、5万円の洗濯機を5年で買い替えるほうが最新技術の恩恵を受けることができます。
国内メーカーじゃないと!というこだわりがなければ、十分検討価値があると思います。
まとめ
今回は限られた我が家のスペースにピッタリあう、でも最もエコで最もリーズナブルな洗濯機を選ぶことができました。
実際に使用水量がどうなったか、汚れ落ちはどうかなどは、購入後のレポートをご覧ください。
【縦型LOVE】縦型洗濯機を買い替えて水道代が安くなった話 | 生活のあしあと (mainichi-ippo.com)
今回の記事が皆さんの参考になれば嬉しいです。