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ノンプログラマーが作る【GASでLINE構築】公式アカウント②Google Apps Scriptをさわってみよう

【GAS・LINE】自治会・町内会編

こんにちは!アナログな町内会運営を変えるべく、「GASで機能拡張した町内会公式LINE」を作りました。たくさんの記事を参考にしながら、オープンソースの文化に触れる中で、助け合いの大切さを実感しつつ、ようやく完成させることができました。

Pay forwardの精神で、これから町内会LINEに追加した機能をシリーズで紹介していきます。初心者なので完璧なコードではないかもしれませんが、少しでも役に立てば嬉しいです!

なお、ブログ通りに作業してもうまく動かない方のために、「ココナラ」でサポートを提供しています。良かったらご覧くださいね♪

GASを用いたLINE構築のサポートをします ブログの説明だけではうまくいかない人向け

今回はいよいよGoogle Apps Scriptについて紹介します。アラートが出てビックリするかもしれませんが、落ち着いて進めれば簡単にできますよ!

それでは行ってみましょう!

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Google Apps Scriptについて

Google Apps Script(GAS)を利用するためには、以下のような流れが一般的です。

  1. Googleアカウントの準備: GASを利用するためには、Googleアカウントが必要です。持っていない場合は、Googleアカウントを作成します。
  2. Google DriveやGoogle Sheetsの利用: GASは主にGoogleのサービスと連携して使用されます。具体的には、Google Driveでスクリプトファイルを作成したり、Google Sheetsでデータを管理したりすることが多いです。
  3. スクリプトエディタの起動: GASを使うためには、Google Drive内で新しいスクリプトファイルを作成し、その中でスクリプトを記述します。これには「ツール」メニューから「スクリプトエディタ」を選択します。
  4. スクリプトの作成と編集: スクリプトエディタでJavaScriptやGoogle Apps Script固有の言語を使用してスクリプトを書きます。これにより、Googleのさまざまなサービス(ドライブ、シート、カレンダーなど)にアクセスして操作を自動化したり、カスタマイズしたりすることができます。
  5. デプロイと実行: スクリプトを作成したら、エディタ内で実行することができます。また、Webアプリケーションとして公開することも可能です。

これらのステップを踏んで、Google Apps Scriptを利用して様々な自動化やカスタマイズを行うことができます。

スクリプトエディタを立ち上げよう

Googleアカウントにログインし、新規でスプレッドシートを開きます。

メニューバーの「拡張機能」から、App Scriptを選択し起動させます。

こうすることで、このスプレッドシートに紐づいたスクリプトが書けるようになります。

チャネルアクセストークンを格納しよう

早速公式LINEチャネルとGoogle Apps Scriptを紐づけしましょう。

今後、何度もチャネルアクセストークンの入力を求められます。なので、あらかじめ登録しておきます。

コードを入力してみよう

下記のコードを入力(ペースト)します。

デフォルトにmyFunction が書いてありますが、それは消してしまってOKです。

「自分の公式LINEのチャネルアクセストークン」の箇所には、以前紹介したトークンを入力します。

function setScriptProperty() {

  PropertiesService.getScriptProperties().setProperty('LINEb_TOKEN', '自分の公式LINEのチャネルアクセストークン');

}

コードの意味:

setScriptPropertyという名前の機能(function)を実行せよ{

「自分の公式LINEのチャネルアクセストークン」を「LINEb_TOKEN」とする ;

} 

ざっくりはこんな感じですかね。

functionを実行しよう

プロジェクトを保存してから、「setScriptProperty」を「実行」します。

アクセス権限を承認する

実行するとこのようなアラートが出てきて初回は安易に実行できないようになっています。

大丈夫です、落ち着いて進めていきます。

デベロッパー(○○@gmail.com)が自分であること(=信頼できる)ことを確認し、無題のプロジェクト(安全ではないページ)に移動します。

「許可」します。

めでたく実行完了です。

これで、自分の公式LINEのチャネルアクセストークンを「LINEb_TOKEN」という名前で呼び出すことが可能になりました。

まとめ

今回は、初めてコードを書いてみました。ちょっとプログラミングっぽいですね。

次回はいよいよ『スプレッドシートからLINEに一斉送信』を解説します。

どうぞお楽しみに!

ちなみに、この町内会LINEを作成するにあたり参考にしたのは、ノンプロ研の高橋さん「いつも隣にITのお仕事」のブログ記事のGASの部分です。「おすすめの書籍ありますか?」とお問い合わせいただきましたので、高橋さんのGASの書籍を紹介しておきます。