海外ETFや外国株式を始めて、初めての確定申告のあなたに。
二重課税徴収分を少しでも取り戻したいと総合課税で申告する際の入力方法を説明します。
配当所得の入力までは特定口座年間取引報告書をそのまま入力すればいいので割愛します。
気になるのはその先、「税額控除・その他の項目の入力」⇒「外国税額控除等」
ここの入力方法ですよね!
わかりますよ!!私も、ここの入力方法がわかるまで丸一日調べまくりました。
結論から先に申し上げますと、『特定口座年間取引報告書』だけお手元にあれば大丈夫です。
では、さっそく写真付きで紹介しますね。
外国税額控除等には何を入力すればいいの?
e-taxの画面ではたくさん入力するところがあってややこしいですよね。
これってもしかして、年間数十回送られてきた毎回の配当案内書をひとつずつ入力するって事…?と途方にくれた方もおられるのではないでしょうか。
ひとつひとつ入力することもできますが、なんと、まとめて入力することができます!
これならすぐにできますね。
実際の入力画面を参考に
私の楽天証券の取引報告書を例に入力方法を説明します。
国名:米国
所得の種類:配当
税項目:源泉徴収税
納付約定日:前年末でOK
納付日:前年末でOK
源泉・申告(賦課)の区分:源泉
所得の計算期間:前年始~前年末でOK
相手国での課税標準:外貨は省略してOK!特定口座年間取引報告書の「国外株式又は国外投資信託等」の「配当等の額」を入力(写真の赤丸部分)
左に係る外国所得税額:外貨は省略してOK!特定口座年間取引報告書の「国外株式又は国外投資信託等」の「外国所得税の額」を入力(写真の赤丸部分)
こんな感じです。
私は楽天証券のほかにもSBI証券で少し外国株を買っているので、二段目にはSBI証券の特定口座年間取引報告書を参考に入力しようとしています(金額いれる前の写真ですいません)。
この項目は合計を入力すればよいということなので、私のように複数の証券会社分を入力するのであれば各証券会社の金額を自分で計算機で合計して、それを入力するのもOKです。
難しそうに見える確定申告も、コツを掴めば怖くない
いかがでしたか。
今回は自分が確定申告をする際に最もつまずいた部分をクローズアップして紹介しました。
実際、今回の申告で還付される予定の税金は5000円程度でした。
でも、これでマックに5回行けると思えば嬉しいです。
塵積って山となる。チリツモマインドでこれからも楽しく投資生活していきたいですね。
皆さんが今回の記事を参考にしてサクッと外国株式配当の確定申告を終えられることを祈っています。
私の参考にした本