オーストラリアに入国するためには、事前に渡航許可が必要です。
ETAとよばれる観光ビザ(最長3か月間)の取得は、これまではパソコンで申請できたり、旅行会社が代行申請できたりしていました。しかし、2023年5月からは申請方法が変更され英語の専用アプリ「AustralianETA」でのみ有効となっていて、本人が自分で申請する必要があります。
え・・・ 自分でやらないといけないんですか?
お金払うんで、代行でやってもらえないんですか!?
海外ド素人が自らのスマホを操作し慣れない英語アプリで申請する…
これなんて書いてあるの!?何て入力したらいいの!?…もう不安でしかありません。
そんなあなたのために2時間かけてようやく申請完了できた管理人が翻訳付きでレポートいたします。
サクッと申請完了して、余った時間をガイドブックを読み漁る時間に費やしてくださいね。
ETA申請に必要なもの
・スマートフォン
・有効なパスポート
・渡航予定者本人
・クレジットカード等
申請は渡航予定者本人がスマートフォン等で操作してパスポートや自分の顔を認証する必要があります。
なので遠くにいる友人家族の分を代行することはできません。
以前は旅行会社が登録を代行してくれたこともありましたが、現在対応していないのはこういった理由からです。
遠隔で説明するのが不安な方には、この記事の存在を教えてあげてください笑
(実はこの記事、他県に住む高齢の両親にどうやって説明しようか考えた挙句に作成したものになります。)
アプリでのETA申請方法:まずはダウンロード
ETA申請専用アプリ「AustralianETA」はアップルストア、Googleストアから無料でダウンロード出来ます。
はじめは、このアプリをダウンロードすることすら詐欺なんじゃないかと震えていた管理人…
ちなみに、家族や友人と行く場合も一つのアプリで複数人の登録が可能です。
いちばんITリテラシーの高い人のスマホを拝借しましょう。
私は家族分まとめて申請しました。
ここからはiPhoneの画面でお送りします。
日本語版があるのではという淡い期待は打ち砕かれます
まず、このような画面があります。
のっけから英語オンリー。
ふむふむ、Japanのパスポートは対象であることを確認し、次へ。
いきなり英語の長文きました!
どこかに日本語が選択できるボタンはないかと探しますが、…ないです!
ETAについての説明が書かれていますので、読んで、次へ。
当アプリの利用規約について書かれています。
長~い文章が続きます。
下までスクロールして読み終わると「Agree」が押せるようになりますよ。
パスコードを登録
パスコード登録することで、次からは顔認証や指紋認証でログインできるようになります。
ようやく新規登録画面にたどり着きました。
さぁ、ここからです!
パスポートを用いて登録を開始
あなたは観光業者ですか?と聞かれています。
一般人なので、「NO」を選択。
アプリ使用の同意書です。
登録に際し必要なことが書かれています。
スマホを使って本人確認
パスポートの顔写真のページをスマートフォンでスキャンします。
指で必要な部分が隠れないようにします。
スキャン後は内容が転記された確認画面が出ますので、間違いがなければ次へ。
パスポートに埋め込まれている電子チップを読み込ませます。
管理人はここでかなりに時間を費やしました…
読み込ませるポイントは
・スマホカバー等覆っているものを外します。
・パスポートにかざして動かしていると、画面上部にバーが出てくる瞬間があります。
それが読み取っている証拠なので、バーが出てきたらそこから動かさないようにします。
アプリの説明動画も参考になりました。
ごくまれにチップが破損してることもあるそうです。そうなるとパスポートの再発行が必要になることがあるので早めにトライされることをおすすめします。
次に、カメラ機能を用いて顔のスキャンをします。
寝起きでもノーメイクでも大丈夫。
ポイントは
・眼鏡をはずす
・背景は明るい色の無地
ちなみに管理人がやった時には全く反応せず挫折しかけました。
もうオーストラリア行けないんじゃないかと本気で思いました…
翌日気づいたことですが、どうやらスマホの電池残が少なく省電力モードになっていたことが原因のようでした。充電したら秒でスキャンできましたよ!
二重国籍でなければ、このまま「Next」へ。
以前のETA申請がまだ有効かどうかをチェックできます。
そんなに頻繁にオーストラリアに行ってないので、次へ。
生まれた国を選びます。
「j」で検索しても日本は出てきません。
大文字の「J」を入力しましょう。
個人情報を入力します
パスポートの情報だけではなく、住所や渡航先の連絡先などを入力していきます。
最近改名した、姓が変わったという方以外は「No」ですね。
現住所の入力です。
上部の検索ででてくるところもあるでしょうが、管理人はド田舎のためか検索しても出てきませんでした。ですので、赤丸の手入力を選択し入力します。
英語で住所を記載するときは、最も具体的な小さなエリアの住所から大きいエリアへ書いていきます。
住所の入力が終わったら、電話番号の入力です。
日本は「+81」です。
電話番号は市外局番の0をとった数字を入力します。
例えば、080-1234-1234の場合は +81-8012341234 です。
最後に、有効なメールアドレスを入力します。
入力すると、確認メールが届きます。
メールが来るのに1分ほどのタイムラグがあって少し焦りました。
これでようやく本人確認の終了です。
ここまで来たらあともう少し!
まだ入力画面が続きます。
旅行の目的と、申請者本人かどうか、現在の居場所を聞かれています。
申告書は正直に答えましょう。
滞在先の住所を入力します
渡航後の連絡先を入力します。
ホテルなどでOKです。
今回はケアンズのプルマンインターナショナルホテルに泊まるので、それを入力しました。
ホテルのストリート名を入力したところ、住所がヒットしました。
見つからない場合は、先と同じように手入力します。
これでようやく一人分の登録完了です。
管理人はこれを三人分行いました…
最後に支払いするのを忘れないで
ETA登録には一人あたり$20AUDかかります。
支払いが終わり登録が完了すると、登録完了のメールが届きます。
お疲れ様でした!
ETAの登録はお早目に
今回はオーストラリアに渡航するためには必須のETAの登録方法について説明しました。
ETAの登録は渡航72時間までに完了する必要があります。
すべてが英語表記で、慣れない方にはハードルが高く時間がかかると思います。
早めにETA登録を完了してしまいましょう。
ちなみに、入国審査などでこのアプリの提示を求められることはありませんでした。
パスポートの提示すると、電子チップからETA登録が完了していることも確認されているようです。楽な時代になりましたね。
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この記事は皆さんがサクッとETA登録できるよう頑張って作成しました。楽しい旅行のお手伝いになると嬉しいです。
るるぶオーストラリア2024最新刊、でてましたよ~
私はもちろん買いました!
ここ数年で色々情勢が変わっているので、最新の情報を参考にすることをお勧めします。
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ちなみに、管理人が半年かけて練りに練ったケアンズの5泊7日旅行スケジュールと海外モバイルWi-Fiに関する見解はこちら。
【2023年オーストラリア】ケアンズ旅行のおすすめスケジュール
【海外wi-fi】楽天モバイルで十分というお話 | 生活のあしあと (mainichi-ippo.com)
いや~、家族旅行でも友人との旅行でもケアンズはベストですね!
旅行先にケアンズを検討されている方もそうでない方も、是非参考にしてくださいね。
それでは、Have a nice flight 😉