いつも途中で倒れてしまうキキョウを低く仕立てる事に成功しました!
成功したのは昨年の話なのですが、今年も同じように仕込みましたのでレポートします。
方法: 一度根元近くまでバッサリ切るだけ。
先に結論から申しますと、「ある程度伸びてきたところで、根元付近でバッサリ切る」です。
つまり、「切り戻し」。
単純かつシンプルですが、効果はテキメン。
背丈を低くキープ出来て花数は増え、いい事だらけですよ!
桔梗(キキョウ)について
キキョウは東アジアに広く分布する多年草です。日当たりのよい草原に見られますが、国内ではそのような場所が激減したため絶滅危惧種になっています。茎はまっすぐに伸びて高さ10~120cm、先端近くに直径5~7cmの花を1~10数輪咲かせます。根は太くまっすぐに伸びて、人参を小ぶりにしたような形です。この太い根は漢方薬にも利用されます。
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キキョウはシンプルで凛とした佇まいが特徴です。
蕾が風船のように膨らむので、蕾の状態から開花までも楽しむことが出来ます。
耐暑、耐寒性に優れ、冬になると地上部は枯れて根が残り、春になると発芽してきます。
とても丈夫で、全く手入れしなくても毎年元気に咲いてくれるズボラガーデナー向きのお花といえます。
背の高いキキョウは倒れやすい
ただ我が家のキキョウは背丈が1mくらいになるため、風で倒れてしまいやすく途中から支柱が必要でした。
矮小種といったものも販売されています。
倒れないための支柱を立てることが、ズボラな私には苦痛で…笑
しかも、支柱が目立つのはあまり好きではありません。
このため、ここ数年は支柱を立てずにいました。
ご想像通り伸び放題倒れ放題で、あまり良い見た目に整えてあげられていませんでした。…ごめんなさい。
後先考えずに強剪定してみたところ
昨年、毎回キレイに整えられない自分に腹が立ち、「もう花咲かなくて良いから伸びる前に短く刈っちゃおう!」と思い立ちました。
うまく育てられないなら切ってしまえの恐ろしく思いきりの良いズボラ精神です。
もうすぐ花芽がつきそうな5月中旬に、株元から10-20センチくらいでバッサリ切ってしまいました。
そうしたらなんと!脇芽がぐんぐん成長してくるではありませんか。
ちょっと考えれば当たり前のことですが、切り戻し初心者には感動的なことでした。
そして、キキョウはいつもの半分くらいの高さで開花したのです。
1本の脇芽から2本ずつ上がってくるので花数も単純に倍になり、見事なボリュームになりました。
そんなわけで今年も強剪定しました
昨年の大成功ぶりに味を占めた私は、強剪定を今年もやりました!
今年は写真も撮ったので紹介していきます。
下から1,2節目でバッサリ切りました。
思い切りが大切です。
はい、スッキリ。
一気に風通しがよくなりました。
花はいつ頃みられるのかな?ここからの成長が楽しみです。
手入れは簡単・シンプルに限る
ズボラな私にぴったりのキキョウのお手入れとして、ひとまず今回は剪定までの過程を紹介しました
ただ切るだけなので、切る場所を間違えなければ失敗しにくいと思います。
切ってからどれくらいで花が咲くのか… 今年はちゃんと記録していこうと思います。
ズボラガーデナー 本日のまとめ
・切り戻しをビビらずに他の植物でも試していきたい
・強剪定したキキョウが今年もうまく咲くか確認する
・背丈がどれくらいか、剪定してからどれくらいで咲いたかを記録する
切り戻しって、花芽を切ってしまうのでその後でちゃんと咲いてくれるか、枯れてしまわないかといろいろ心配ですよね。本日の投稿が皆さんの参考になれば幸いです。