ドラム式か、縦型か。洗濯機をどちらにしようか悩んでいる方、多いのではないでしょうか。
毎日使うものだから、じっくり考えて決めたいですよね。
いろいろ検討した結果、縦型洗濯機を選びました。今回はその理由とポイントについてご紹介します。
我が家と古い洗濯機のスペック
我が家のスペック
・大人2人、子供1人の3人家族
・寝具や部屋着は週末まとめて洗濯
・バスタオルは使わない(フェイスタオル派)
・パーカーやデニムなど厚手の衣類はあまり着ない
古い洗濯機について
・私が一人暮らし時代から使用していた東芝の4.2kg縦型洗濯機
・当時3万円くらいで購入。
・洗濯槽がプラスチック製でカビがつきやすいのがデメリット
この洗濯機も12年目を迎え、買い替えを検討することになりました。
ドラム式洗濯機のメリット・デメリット
メリット
- 洗濯物を干さなくてもいい
- スタートボタンを押せば全自動で完了
- 生乾きの心配なし
- 電気・水道の節約
- 上に物が置けて便利
- 見た目がおしゃれ
デメリット
- 乾燥できない衣類がある
- 大きくて場所を取る
- 縦型に比べて高価
- 汚れ落ちが縦型に劣ることもある
縦型洗濯機が合う家庭の6つのポイント
人気のドラム式洗濯機ですが、我が家は熟考の末に縦型洗濯機を選びました。
理由は以下の6つです。これに当てはまる家庭は、縦型を検討してもいいかもしれません。
①ドラム式は高い!予算を抑えめにしたい家庭
ドラム式は高級で30万円程度かかりますが、縦型は10万円程度でも高性能なものが買えます。
洗濯機の寿命は7~10年といわれているので、次の買い替え時期にはもっと安価で高性能なドラム式が出ているかもしれません。
私の場合は予算差額の20万円を旅行や家電など他に使うことにしました。
②空手、柔道、剣道など、道着を洗濯する頻度が高い家庭
家族が空手を習っている我が家では、乾燥機が使えない道着を頻繁に洗います。
ドラム式では途中で取り出す手間が増え、便利さを活かしきれないと感じました。
空手着をはじめとする道着は、ゴワゴワになってしまうので乾燥機は使えず、個別に乾燥前に取り出さないといけません。
ドラム式でおしゃれ着が洗濯できないのはあまり問題ではないのですが(そもそもおしゃれ着用の洗剤で個別に洗う)、週に数回も途中で取り出すために乾燥までノンストップでいけないのはドラム式の最大の魅力を生かせないと思いました。
③遊び盛りの子供がいる、アウトドア派の家庭
洗濯方式はドラム式は「たたき洗い」、一方縦型は「もみ洗い」です。
近年改良されてきているとはいえ、それでも縦型の汚れ落ちにはかなわない、というのが私の結論です。
泥んこ遊びやアウトドアで汚れがつきやすい場合には、縦型の方が汚れ落ちが良く満足度が高いのではと感じました。
④冬場に加湿器を使用する・乾燥が苦手な家庭
我が家では冬場エアコンを24時間稼働させています。
すると困るのが過乾燥。
のどが痛くなったり、目がシパシパしたり、体がかゆくなったり…と乾燥による症状に悩まされるご家庭は多いのではないでしょうか。
なので、我が家では乾燥対策としてリビングに洗濯物を干し、部屋を加湿しています。
これにより、体感温度も上がり、洗濯物も早く乾きます。
⑤「かける収納」をしている家庭
洗濯物を干し、取り込み、畳んで、仕舞う。
この動作は面倒です。
我が家はマワハンガーの導入をきっかけに「かける収納」にチェンジしました。
これにより、洗濯後に畳むものはタオルとズボンくらい。下着は畳まずポイポイ引き出しへ。あとはハンガーのままクローゼットへ。
ドラム式で乾燥までかけてしまうと、逆にハンガーにかけるor畳む手間が洗濯の後に追加されてしまい逆に手間が増えると感じました。
⑥意外に重要!脱衣所が狭い家庭
我が家は脱衣所が狭く、ドラム式を置くスペースがありませんでした。
我が家は旧式の戸建てのため、脱衣所の幅が十分ありません。
既存のランドリーチェストの隣にとれる幅は55センチしかありませんでした。
ドラム式はどんなにコンパクトでも必要な幅が60センチはあります。
また、幅だけでなく奥行きもそれなりにあるので我が家のような狭い脱衣所ではかなり圧迫感があるように感じました。
幅や奥行きが必要なドラム式は、狭い脱衣所には向かないと判断しました。
自分の生活スタイルに合った選択を
10の家庭があれば、10の生活スタイルがあります。
最終的に上記6つのポイントを踏まえ、私の出した結論は「縦型洗濯機を買う」でした。
我が家の生活スタイルは、まだドラム式洗濯機が必要なフェーズではありませんでした。
10年後には、また新たな生活スタイルとなっているかもしれませんが…。
その時には再度ドラム式洗濯機の導入を検討したいと思います。
まわりの意見に流されないで、自分軸で納得のいくお買い物したいですよね。
この記事がみなさんの洗濯機選びの参考になれば幸いです。